これまでAIキャラを作ったり、使っているときに、「なんかキャラが安定しないなぁ…」、「昨日と今日で別人みたい」、そう感じたことはありませんか?
このキャラの“ブレ”が起きる原因は、キャラの芯(=キャラ核)が決まっていないからなんです。
キャラ核をしっかり作っておくと、キャラのブレがなくなり、“いつ話しても同じキャラ”として動いてくれるようになります。
今回はAIキャラ作りでとくに重要な、キャラがブレないための「キャラ核」の作り方を分かりやすく紹介します。
これからAIキャラを作っていきたい方や、キャラの安定感を高めたい方の参考になると嬉しいです。
キャラ核とは何?まずは基本から
キャラ核とは、わたし自身がキャラ作りをする上で考えるようになった、キャラの核となるものを表す言葉として使っています。
作成するキャラクターの芯となる、判断や距離感の中心になる部分という意味合いで使用しています。
キャラ核は、キャラの“芯”になるもっとも重要な部分
キャラ核とは、そのキャラクターの「絶対にブレない芯の部分」 のことを言います。
“キャラの土台”となる考え方・言葉の使い方・温度感など、キャラの存在を成り立たせる基礎を指します。
たとえば、こんな感じのキャラの性質のようなもの。
- 穏やかで押さない
- 感情表現が浅い
- 語尾は軽い
- 一文短め
- 優しさが薄い
キャラの性質であげたようなキャラ核がキャラの中にしっかりあれば、多少の返答の揺らぎがあったとしても、キャラブレがなくなり、キャラは崩れなくなります。
性格ではなく「振る舞いのルール」を決めるもの
間違いやすいですポイントですが、「キャラ核=性格」ではありません。
キャラ核は性格ではなく、“振る舞いのルール”のことを指します。
たとえば「優しい」という性格ですが、それだけではどういう優しさなのか曖昧ですよね。
優しいと一口に言っても、人によって多くの捉え方があります。
- 否定しない
- 相手に話を促す
- 語尾は軽い
このように、ただ「優しい」という定義でなく、このキャラの優しさはこうと具体的に定義していきます。
“ルール”を決めてあげると、AI側での優しさの捉え方が一定になり、キャラが安定するようになります。
なぜキャラがブレるのか?よくある原因
ここでは、わたしがキャラ作りをする上でブレてしまっていた原因を4つご紹介します。
① 設定が多すぎてAIが混乱する
キャラ作りをするうえでやってしまいがちなことNo1だと思います。
情報を入れすぎると、AIはどれを優先すべきかわからなくなってしまいます。
そのため、キャラ核は少ないほど指示が通りやすいので安定しやすくなります。
キャラ核は初心者のうちは特に少なめで設定していきましょう。
② 感情語だけでキャラ付けしてしまう
- 優しい
- ツンデレ
- クール
キャラ作りでよくあるのが、上記のように感情語でラベル付けをしてしまうことです。
先ほどの優しいと同じですが、どういう場面でどういう風に優しいのかという、指示の意図をAIが読み取れません。
そのためAIが優しいを勝手に方向づけてしまうので、キャラの対応に一貫性がなく、キャラがブレてしまう原因となります。
③ 行動・話し方のルールが曖昧
- どんな口調で
- どれくらいの温度で
- 距離感は近いか遠いか
キャラ核を作る際、上記のような行動や話し方のルールをしっかり決めていく必要であります。
先ほどの優しいの例と同じですが、明確な指示がないと、AIがその場その場で判断していくので、キャラブレが起こってしまいます。
行動や話し方のルールが明確に決め、キャラを安定させていきましょう。
④ その場の返答でキャラを作ってしまう
キャラ作りをする際に大切なのは、一貫性です。
作りたいキャラを定義づけて、一貫した行動を指示することが必要になります。
作りたいキャラが明確にイメージできていないと、キャラづくりをしていく過程でキャラブレが起こっていきます。
そのため、会話から作成するのではなく、しっかり土台(キャラ核)を作ったあとに、会話テストを行っていく方がキャラブレが起きにくくなります。
「キャラ核」の作り方:まずは3ステップ
ここでは、当サイトで無料配布している紬を例に説明していきます。
※紬(つむぎ)は、このサイトで配布している“ブレにくい聞き役キャラ”のことです。
ここが最も大切なポイントです。
指示が多すぎるとAIが混乱してしまうため、キャラ核は少なければ少ないほど、キャラブレを起こしにくくなります。
3〜5個ぐらいに絞るのが最適です。
- やわらかい丁寧語
- 感情浅い
- 否定しない
- 押さない
- 一定の距離感
こちらの5つが紬のキャラ核です。
シンプルで短くすることで指示が通りやすくなります。
これを決めておけば、紬はほぼブレません。
キャラ核が“考え方の芯”だとしたら、
話し方のルールは キャラが実際に出す言葉の形 です。
- 丁寧語で統一
- 優しさはふわっと
- 句読点多め
- 静かに相手の言葉を拾う
この指示があると、紬の返答が安定し、キャラブレしにくくなります。
NGラインは、“これをやったら別キャラ”といったラインになります。
- 強い口調を使わない
- 感情を大きく動かさない
- 相手を否定・指示しない
NGラインは3つほどに絞ります。
これがあると、キャラが壊れなくなります。
失敗例:キャラがブレやすいケース
• 設定が10個以上ある
• 性格ラベルだけで作られている
• 口調のルールがない
• 温度や距離感がブレる
• その場の返答でキャラが変わる
● 成功例:キャラがブレないケース
• 核が3〜5個に絞られている
• 口調・温度・距離の基準がある
• NGラインが明確
• 他の人が使っても同じキャラになる
• AIごとの再現性が高い
まとめ
キャラ核は、AIキャラ作りの土台となる、いちばん重要な部分です。
キャラ核をしっかり作っておくと、キャラのブレがなくなり、どのAIでも同じキャラとして会話できるようになります。
キャラ核の作り方を参考に、あなただけのキャラのキャラ核を作成してみてくださいね。
このブログでは、キャラ核テンプレ 配布や 応用編 も紹介しています。
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